インフルエンザの季節がやっと終わったと思ったら花粉季節の到来です。この期間、オーケストラ奏者にとっては試練の季節です。

子供の頃から趣味でバイオリンを弾いていて、東京都交響楽団の産業医もやっています。
オーケストラの練習は６０～８０名くらいが完全防音の密室で接近して行い、さらに、音楽のタイミングやニュアンスを合わせるため皆で一斉に息を吸い、管楽器奏者は音とともに濃密な息を吐き出します。
ウイルスも生きていかなくてはなりません。オーケストラ練習場は宿主探しに苦労がいらず、やや湿度は高いですが、ウイルスにとってまずまずの環境といえるでしょう。

そうなると特にプロ奏者の方々はあげるのももらうのも死活問題です。
それぞれ予防に細心の注意を払われているようです。
今までのところインフルエンザ蔓延で演奏会中止ということはないようです！

さらに花粉の季節、特に管楽器奏者は、これはもうお気の毒と言うしかありません。。。
薬の内服はいうも及ばす、マスク、ゴーグルなど完全防備されているようです。
最近は減感作療法も保険適応になっていますから、アレルギー内科や耳鼻科にご相談されるといいですね。

もうひとつの趣味、社交ダンスに関してはまたいつか。

2015-02-24 13:40:32